ブランドの創設者であるClaudio Buziol(クラウディア ブジオール)は1978年にブランドを商標権に登録しました。1981年には北イタリアのトレビゾ州アソロにFashion boxを設立。現在に至るまで何年もの間、良質なイタリアンファッションブランドとしてデニム業界で最もハイスタンダードな軌跡を歩み続けています。
REPLAY(リプレイ)は一つのブランドでもありグループでもあります。グループとしてのREPLAYにはREPLAY&SONS、WE ARE REPLAY(WR)というブランドが含まれています。イタリアで生まれた小さなブランドは、今や全世界に店舗を広げるまでに成長し、世界中で単独店舗は110店舗、コーナー展開は130店舗、セレクトショップにいたっては5,000店舗以上にのぼり、グループとしての輸出割合は85%に及びます。また、現在ではFashion Box Groupは26の子会社で構成される大企業となりました。
“REPLAY”(リプレイ)のブランド名は「リメイク」「リクリエイト」「リエラボイト」という3つのキーワードから作られ、これらはFashion Boxのブランドミッションとも関連しています。
さらにブジオールがアルゼンチンで開催されたワールドカップの最中、何度も「リプレイ(再生)」という言葉を目にしました。そしてREPLAYは「再生」をテーマに発展・進化し続けてきたのです。過去の英知を活用し、現在風にアレンジされています。
REPLAYの製品は特別でノーマルで、普遍的。そして流行を感じさせないデザインや優れた品質を誇っています。
コアとなるアイテムは顧客にも身近に感じられるデニムやレザー、コットンを使った製品です。商品を作る上において、スタイリングの研究、特にエコ・サステナビリティと環境への配慮においては製造技術に応用される研究開発に最大に投資をし、生産を持続可能なものにするため新しい工程や素材によって環境に与える影響を削減し、社会的・環境的責任にコミットしていきます。
また、人とジーンズの関係を以下のように謳っています。
“They do not only last for a season. Jeans blend with the body, are moulded by the body into an indissoluble whole, becoming one with the wearer in a sublime symbiosis. Jeans reflect just who we are ? slipped on in seconds, shaped over the years as the fabric adapts to and enhances every single curve and fold.
This is why they’re so sexy. This is why they’re still so rebellious, still a symbol of dressing and thinking outside the box. Above all, this is what makes them so unique. No two pairs are ever the same, just as no two people are ever the same. Yet there’s nothing haute couture or high class about jeans. They’re democratic.
ジーンズは1シーズンのみで使い捨てるようなアイテムではありません。主人となる人物の身体をかたどり、馴染み、やがて一体となり崇高なる共生を実現させるものです。そうジーンズとはその人自身を映し出す鏡でもあり、数秒で履きこなせる相棒でもあり、年月をかけて形作られ、生地があらゆる曲線や折り目がさらに彩り引き立たせます。
だからこそジーンズはとても魅惑的であり、
だからこそ、ジーンズはいつだって反抗的で既成概念にとらわれない着こなしと思考の象徴といえるのです。
そして最高に価値があるといえる最大の理由は、全くの同じ人がいないように、全く同じのジーンズが2足はないということなのです。しかしながら、ジーンズにはオートクチュールでもなく、高級品でもない民主的なものということも忘れないでください。